悠々自適な日々

古き良き、縛られない暮らし方。

余裕のある人

私は誰かに見られたり、競争となるとなかなか全力が出せません。

身体が力むのか緩むのか、できない自分に全力じゃないからと言い訳するような感覚です。

だから、全力を出せる人が羨ましかったし、人並み以下の私は努力を続けることが不可欠だと思ってました。

 

みせ方

ある日、テレビで関根勤さんが萩原欽一さんにいただいたアドバイスについて話していました。

当時、関根勤さん少し変わった芸を全力でしていたそうです。

ファンは小学生の男の子だけだったとか。

100万円持ってたら100万円出して見せびらかしている芸なんだ。そうじゃなくて、5万円だけ見せて、"懐には95万円ありますよ"って芸をしろ。

最初はよくわからなかったけど、意識して芸をするようになってからウケたそうです。

 

人それぞれ

今でも人の感情のこもった全力な姿には心がうたれますが、私にはそんな能力も技術もありません。

適当で、気楽で、平穏な姿だって乙なものです。

そのほうが私に合っていました。

なんか全力って瞬間的なエネルギーで、余裕って継続的なエネルギーって感じがします。

 

それに、普段から「これが100%だ!」ってやってるより、

たとえ50%だったとしても「これ5%ですよ」ってやってるほうが可能性は広がるし、いざという時に火事場のバカ力を発揮しやすそうなんて思ったり。