悠々自適な日々

古き良き、縛られない暮らし方。

価値観と人生を変えてくれた本

私は人からの評価や意見を気にして怯えるほどの気弱です。

 

開き直って

そんな自分を克服するために

「口出しするなら責任とって面倒もみてね」

と考えることにしました。

自分の人生は自分しか生きられないのに、自分に嘘をついてまで我慢する必要なんてない!

そうは言っても日本社会に生きる社会人。

競い合って、比べられて、評価されることは避けられませんよね。

 

本屋さんで

 

年収90万円で東京ハッピーライフ

大原扁理 太田出版 2016-07-20
売り上げランキング : 13408
by ヨメレバ

 

そのタイトルとゆるーいイラストが気になって購入しました。

著者の大原扁理さんは東京郊外に暮らしています。

何が幸せと思うかは人によって全然違うんですから。わたしみたいに2万円台のアパートに住んでても幸せと思える人もいれば、苦しい人もいるし、豪邸に住んでブイブイいわすのが幸せっていう人もいれば、それがしんどい人もいる。

出典元:年収90万円で東京ハッピーライフ

 

人それぞれ

なんか社会人なら最低でも週5日、1日に8時間は労働して、年収300万円以上稼いでみたいな

風潮がありますよね。実際、私もそう思っていました。

でも人によって生きていくのに必要なものも、必要なお金に生活レベルも違う。

 

監視社会

当たり前といえば当たり前ですけど、世間の目が”普通”という価値観を押し付けてきます。

そうやって、互いに監視し合って、出る杭は打つ。

普通って何?って話は置いといて、普通じゃないことをするのはとても勇気が要ります。

週何日働くのが心地いい暮らしができるかという内容で著者は次の点を上げています。

まず物欲を減らし、工夫して暮らし、必要なものだけを買い、必要経費から逆算。

そして、大事なのは「ひま耐性、楽観的かどうか、世間体」。

これらのことも本書を読んでみれば考え方が変わるかもしれません。

 

 回りくどい

上京してきたばかりの頃、働きまくって。稼いだお金の大半が生活費と税金に消えていたとき、お金は今よりずっと稼いでたけど余裕はなく、どうひいき目に見ても幸せとは思えなかった。

出典元:年収90万円で東京ハッピーライフ

自分の時間と労力を人や企業に売って、お金で人の時間と労力を買う。

それなら最初から自分のために自分の時間と労力を使えばいいんじゃないでしょうか。

人の価値観が違うように、時間の価値だって人によって違うんです。

ストレスで浪費したり、出来合いの料理で健康を崩すこともなく、自己管理もしっかりできます。

 

考えない現代人

やるべきことを与えられるのは断然ラクなんですよね。自分で考えなくていいし。

出典元:年収90万円で東京ハッピーライフ

不便でも自由に通ずることでもありますが、便利なものを使ったりなどの考えなくてもいい、環境に適応しなくてもいいというのは、個人レベルにおいて退化だと思います。

 

みんな他人

釈迦は、「人間は、自分以外のものを本当の拠り所としては生きていけないのだ」と言ったそうです。それは親兄弟であり、恋人であり、子どもであり、街であり国であり民族であり、もっと言えば釈迦本人でさえ拠り所にしてはならない。

出典元:年収90万円で東京ハッピーライフ

私は両親兄弟すら他人と思ってます。

血の繋がった他人。私自身には誰もなり得ないからです。

私にとって人はみな平等で、違って当たり前。

世間の目なんて最初だけで、人の人生にみんなそこまで関心ないものです。

ものやお金、人や社会に依存せず、芯を持って生きる。

 

常識はルールではない

社会の常識に合わせなくたって、生産性のない暮らしをしたって、生きていけるし、罰せられることもない。

お茶目なイラストやゆるーい文章で、変わった考え方やお金の話など気軽に読めます。