悠々自適な日々

古き良き、縛られない暮らし方。

本との付き合い方

私の姉はいわゆる本の虫で、本に埋もれてしまうほどの読書家でした。

姉が家を出て行く時にいくつか本を譲り受けました。

でも、私は読書していると肩がうずうず。

最初は無理して読んでいました。

 

とある本との出合い

文芸漫談 笑うブンガク入門 (集英社文芸単行本)

記憶が曖昧なのですが...

おそらくこの本だったと思います。

姉から譲り受けた本の中にありました。

いい小説は何気なく手に取って、何気なく開いたページの目についた一文だけでも面白い。

といった内容が書かれていたと思います。

 

内容を理解しないと!と重箱のすみをつつくように、力んで読んでいた私。

そっか。

読みたい時に読みたいだけ読めばいいんだと思えました。

 

本の味

私は映画も好きです。

でも、テレビと同じで映画はその時間そこに縛られてしまいます。

本なら気軽に読めます。

疲れたら閉じてもいい。

読み返すのも自由。

内容を理解しなくてもいい。

中断もしおりをはさむだけ。

知らない世界の疑似体験。

創造力と想像力が磨かれます。

語彙も増えますね。

映像がないので、言葉の美しさやストーリー構築が際立つ。

映像表現は見るだけですが、文章なら映像は個人次第です。

読み手に合わせた美しい世界が無限にひろがります。

 

図書館

私は基本的に図書館で借りています。

図書館は税金で運営されています。

無料のサービスではありません。

一定額以上稼いでいる人は基本的に納税をしていますので、利用しましょう。

国が払わなくてもいいと言っているんですから、納税義務のない人も利用しましょう。

 

結構新しい話題の本なども置かれています。

本を買わないと著者や出版社にお金が入りません。

でも、立ち読みや古本屋さんでの売買、回し読みは直接の利益になりません。

それなら、私は全国の図書館が購入することによる利益を尊重します。

 

本を買う

何回も読みたい本。

自分に必要な本 。

本によって知識や芸術をとどけてくれた著者にお金を払いたい。

こういった時には本を買います。

ちなみに、私は活字派です。

電子書籍は収納スペースもいらない、持ち運びも便利。

でも、私は紙がいい。

インクや紙のにおい。

色あせた古本。

本としての気軽さ。

やっぱり、不便さが気持ちいい。