悠々自適な日々

古き良き、縛られない暮らし方。

ふんどしのすゝめ

持ちものを減らした場合、

残るものの大半は衣類でしょうか。

特に、下着など肌に直接触れるものはいっぱい。

汚れやすいし、毎日着用するし、痛みやすい。

なんとか減らせないものかと考えました。

 

メリノウール

メリノウールとは

メリノ種という羊の毛。

高山に住むもこもこの子たちです。

天然の高機能素材で、防汚、防臭、ちくちくしない、

静電気がおきにくい、保温性はもちろん吸湿性がよく夏でもさらっと。

使用感

厚さや品質、割合でも変わりますが暑すぎず寒すぎず、

一年中丁度いい、快適な状態を維持してくれます。

縮んでしまうとなおらないので、洗う場合は細心の注意が必要になります。

虫食いにも注意。

 メリノウールでのおすすめ

とても高いです。

その分、すーっごく気持ちよく快適です。

中でも、スマートウールというブランドがおすすめです。

厚さは三種類。

売り切れも多く、好みのサイズ、色、デザインなど見つけるのは難しいかも。

半袖、タイツ、靴下、パーカー、カーディガン、マフラーなど種類も豊富。

メリノウールのパンツ

パンツに関しては素材の問題でゆったりしたものが多いです。 

化学繊維の割合を増やせばフィット感も増しますが、

それじゃあ本末転倒。

 

ふんどし

次に注目したのがふんどし。

古くから日本人に愛用され、最近再注目されているとか。

以前から関心があったので導入してみました。

種類

ふんどしにはいくつか種類があります。

使用するなら以下のふたつがおすすめです。

越中ふんどし

一般的に想像されるものだと思います。

長い布と紐という構造。

シンプルで使いやすいです。

もっこふんどし

パンツに近い形状で違和感なく着用できます。

細めのボトムでもシルエットを崩さず使いやすいかも。

考えた結果

もっこふんどしはサイズ撰びが難しそうだったので、

シンプルでサイズを撰ばない越中ふんどしを購入しました。

 

恥ずかしいもの?

ふんどしは下着ではありますが、火消しや商人などふんどし一丁は普通でした。

もちろん、役割や目的に合わせた種類がありますが、

ふんどしは下着であり、服でもあったんです。

では、なぜ現代のような扱いになったのか。

それは、GHQがふんどしをよしとしなかったとされています。

ふんどしに取って代わって西洋的な下着が普及し、

ふんどし=恥ずかしいという価値観ができあがっていきました。

 

ふんどしの利点

天然素材で肌に優しい。

ゴムによる締め付けがない。

通気性がよく蒸れにくく、清潔。

実は保温性もいい。

 

むくみ、冷え性、腰痛、肩こり、疲労感、便秘、下痢などに改善効果がある。

血やリンパの流れもスムーズになるので、

女性の場合、生理不順にも効果あり。

 

履き心地がよく、締め付けのストレスやかぶれもなく快適。

リラックスできるので安眠効果もあります。

最初は就寝時のみ着用してみるのもおすすめです。

 

ふんどしの使い勝手 

私は越中ふんどしのダブルガーゼ素材を二枚購入しました。

毎日、入浴のときに手洗いしています。

二枚だけで問題なくまわせています。

ゴムを使用していないので、痛みも気にしなくていいのが気楽です。

トイレでは紐をほどかないまま、布を背中から肩にかける方法、

後からまわして足の上で押さえる方法などが紹介されています。

私は布を少しゆるめてずらすことが多いです。

もっこふんどしなら通常の下着のようにずらせますね。

 

越中ふんどしのよさ

シンプル。

ミニマム。

手ぬぐい同様、がしがし洗って干す。

吊るしておけば、簡単に乾く。

いざというときはタオル代わりになる。

着用前のものをかばんなどに結んでいてもそれが下着とはわかりません。

でも、速乾性や機能性の観点から麻素材にしたいなあと考え中。

麻、大好きです。