悠々自適な日々

古き良き、縛られない暮らし方。

昔から思ってたこと

昔、虫刺されをかいて気持ちいいと言ってる人がいました。

気持ちいいのか?

私の考えでは、痒くないことが気持ちいい。

涼しいや暖かいよりも、暑くないや寒くないが気持ちいい。

満腹よりも無の状態が気持ちいい。

身体の感覚がなくなり、五感が刺激から解放され、思考が存在を失う瞬間。

最高に気持ちいい。

なにも感じないけど気持ちいい。

 

無為

無人島、不食130日

山田 鷹夫 三五館 2014-10-22
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by ヨメレバ


不食の山田鷹夫さんも、無為について書かれていました。

現代人は「何もしない」ということを恐れを抱いている。

現代人は「する」ということに追い立てられている。

(中略)

予定で埋まらないと現代人は安心できない。

予定に空きができるとあわてて何かで埋めようとする。

なぜ予定で埋めなければならないのか?

それは突き詰めれば今が”カラっぽ”だからだ。

頭は無為を恐れる。頭は何もしないということに耐えられない。

何もしないでいることに不安感を覚えるのは、身体ではない。 

出典元:無人島、不食130日

無人島では何もしない。何もない。

けれど満たされている。

何もしなくても幸福でいられることを身体が知っているからだ。

ただここにいるだけで幸せなのだから、ほかのものはいらない。

それに人は気がついていないから、 詰め込む。

詰め込めば何もないという虚無から逃れられると思っている。

すでに幸せであればそこにさらに何かを詰め込む必要はない。

ただ立ち止まって幸せを感じていればそれだけでいい。

出典元:無人島、不食130日

 無為とはすなわち、過去でも未来でもなく今を感じることだと思います。

なにも持たなくても、なにも食べなくても、何かに依存しなくても。

自分の身体があり、魂がある。

それがどれだけ素晴らしくて、幸せなことか。

気が付いた人だけのひと時です。

 

もうひとつの本

ヨガを学びたいと思ってヨーガの樹という本を購入しました。

無為をはじめとした、私が昔から抱いていた違和感や思考がそこには書かれていました。

私の信念や今の暮らしの裏打ちになりました。

私は私の人生を生きよう。

毎日幸せです。